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紫色の春のしるし

あれほど荒れ狂っていた風が、
嘘のように穏やかになった。
日差しは柔らかく、暖かで春の気配に満ちている。

下の庭へフキノトウを採りに行く途中、
羽衣ジャスミンの根元に、ちらりと紫色が見えた。
古希の祝いの座布団のように鮮やかな紫なので、
一瞬、布切れが何処かから飛んできたのかと思ったほどだ。



近寄ってみると、スイートバイオレットだった。
しかし、ここに植えた覚えはないし、
花もビオラ・コルヌータぐらいのサイズで、ニオイスミレのスタンダードよりも一回り大きいような気がする。
近寄って鼻を近づけてみると、1年ぶりに嗅いだスミレの甘い香りだった。

昨年はツマグロヒョウモンにすっかり葉を食べられ、
その後の回復がはかばかしくないので、半ば諦めていたから、嬉しい!!!
近くを探してみたら、マートルの樹の下にも同じニオイスミレが咲いていた。

もう1箇所でも、原種に近いスイートバイオレットの花を発見した。
やはり下の庭の、ブルーベリーを植えた大鉢の中だった。



スミレ類は夏の暑さを嫌うため、
上の庭の、涼しい場所にまとめて置いたのが悪かった。
秋口に出てきたツマグロヒョウモンは、
御馳走がびっしりと並んでいるのに大感激で、
食べ放題モードだったのだろう。

大事なものほど数箇所へ分けると、最悪の事態になってもどこかで生きているものがある。
これを「危険分散」というが、
今年からは、まとめて同じ場所に置くのを止めることにしよう。



まだいじけた草丈だが、
それでも4~5品種の、スイートバイオレットが咲いていた。
そう、明後日はひな祭りだもの・・・。


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