HOME:広田せい子のハーブガーデン

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肥った茄子と長~い茄子




スーパーで一番興味のあるコーナーは、
野菜類と果物の周辺だ。
「秋茄子はもうおしまいかしら」と、探してみたら、
ヤ、ヤ、ヤ、何んと、
腕のように長~い茄子と、ぷっくり肥った茄子が売り場の棚の上に身を横たえている。
名札によると、長いのが「熊本大なが茄子」、ぷっくりが「うまか赤茄子」とある。

早速買って帰り、まず身長(?)測定をした。
赤茄子は27cm、大なが茄子は49cmもあった。
ちなみに、写真上部の二つのナスは、わが家の庭から採れたふつうサイズだ。

「へぇー、こんな大きな茄子がいくつもぶら下がったら、枝が折れるのでは・・・・?」
「約50センチもある長い茄子が地面に触らないとしたら、どれほど大きな茄子の樹なのかしら」

私は食に関することで解らないことがあると、本山萩舟の飲食事典で調べることにしている。
「なすび」の項に、ぴったりの事例があったので、原文のまま記してみよう。

『京都には「大徳寺茄子」と呼ばれる薬缶(やかん)ほどの大きさのがあり、
またシナの「大長茄子」は薙刀(なぎなた)ぐらいあって反りを打ち、
台湾にも梯子(はしご)を掛けて登るほどの大樹に、鬼茄子とも名づくべき大形のものが多く、春先から出回っているというが、
所詮はいわゆる地回りと称する地方遺産のものが多く主用されてよい』

薬缶ほどの大きさとか、 
薙刀ぐらいあって反りを打ち、 
梯子を掛けて登る茄子の大樹など、
妙にリアルで、誇張されているにしても真実味がある。

さて、熊本の赤茄子は厚く輪切りにして焼き、特製味噌で食べてみたが、柔らかすぎて水っぽい。ちょっと残念だった。

大長茄子では、茄子カレー、即席柴漬けと貧乏人のキャビアを作ってみた。1本で、こんなに料理が出来るのだから、たいへんなものだ。
果肉がスポンジ状なので調理は早い。1,2は成功。3番目は失敗だった。
水気が多くて味がしまらないし、オリーブ油とも相性が悪い。
今度また見つけたら、茄子カレーを作るつもりだ。
すぐにとろけて、味が茄子に滲みこむから美味しいのだと思う。

それにしても、いつか熊本へ行って、樹(気)になる茄子の栽培光景を見学してみたいものだ。


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