HOME:広田せい子のハーブガーデン

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またまた、マルメゾンの薔薇 



台風はあっという間に近づき、一晩のうちに去っていった。

予報では小さな規模らしいので、
戸締りを確認し、植木鉢を移動した程度の台風対策だったが、
万一のことを考えて、咲きかけた薔薇の花を全部切ってしまった。

夜半の嵐は、かなり風が強かったらしい。
翌朝、吹き飛んだ葉や折れた枝が散乱している庭に立って、
思い切って薔薇を切ったのは正解だったと思った。

今朝も、助かった薔薇たちが居間中に芳香を漂わせている。
その中でひときわ上品な美しさに輝いているのが、
Souvenir de la Marmaisom (スブニール・ド・ラ・マルメゾン)だ。
この薔薇については、今年の2月21日と10月20,21日に詳しく記したので、のぞいてみてほしい。

2月の寒さの中で蕾を守るこの花、
馥郁と香る満開の花・・・、
どちらも美しい。



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リバティープリントの誘惑

日に日に、日脚が短くなってきた。
夕食を早めに終えると、残る時間はフリータイム・・・。

さて、何をしようか、などと考える間もなく、
いそいそと箱から取り出すのは、色とりどりのリバティープリントの端切れだ。
暑い夏の間は、こうしたカラフルなものを見るだけでも汗が噴き出すようで、片付けたままにしていたが、
ここのところ夜更けまで、布と遊んでいる。



久しぶりにパッチワークの小物を作りたくて、少しずつ集めてきた思い出の布を、まずは6センチや10センチ角の正方形に切っている。
きれいに切る作業は容易ではないが、だんだんたまっていく布の重なりを確かめるのが嬉しくてたまらない。




ちょうどサイズがぴったりのお菓子の箱へ、切った順に入れていく。
いずれ、色や図柄で分類して整理するつもりだが、リバティーの布にはどんな小さな布切れでも人をひきつける何かが、ある。この箱は私の宝箱だ。




ビクトリア朝からの歴史があるリバティーの布には、一枚一枚に物語がありそうで、眺めているだけで心が豊かになる。
好きなCDをかけ、千代紙遊びのように布を並べていると楽しくて、時間があっという間にすぎていく。

毎晩の夜更かしに、一晩ぐらいは早く休まないとと思うが、
果たして今夜はリバティーの誘惑に勝てるだろうか。

焼き芋の残りで

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「芋、栗、カボチャ」
と言えば、女性の大好物ばかりである。

ご多分にもれず私も大好きで、
この季節の来客には、(もちろん気の置けない間柄の人に限るが)、ほかほかの焼き芋をお出しして喜ばれている。

これにはちょっとした演出が必要だ。
一本だけ焼き芋をぽんと出すのは失礼だし、あまりにも貧乏臭い。
近頃はサツマイモのバラエティーも豊かになり、近くのスーパーでは5~6品種が並んでいる。そこで、「食べ比べ」といった趣向で、人数に合わせて3~5品種ほどを用意しておくのだ。

選ぶ基準としては、芋の形、果皮や果肉の色などが変化に富んでいると、話題が盛り上がる。
例えば、種子島の安納芋(アンノウイモ)は、果肉がオレンジ色。ねっとりとして甘い。
果皮が白い黄金千貫(コガネセンガン)は、焼酎の原料用のほくほく芋。
果肉ばかりでなく果皮まで美しい紫のパープルスイートロードは、アントシアニンを多量に含む健康芋だ。
このほか、ブランド芋としてトップの座を守る鳴門金時(ナルトキントキ)、金沢産のほっそりとした五郎島金時(ゴロウジマキントキ)、関東地方で定番の紅東(ベニアヅマ)などなど、ざっとあげただけでもこんなにある。
芋の品種や大きさにもよるが、1本平均250円前後ぐらいだから、カップ入りのアイスクリームと同じ値段だ。焼き芋パーティーの方が、文字通り暖かいもてなしではないだろうか。

焼き方はいたって簡単。来客の到着時間から逆算して1時間前に、アルミ箔で包んだ芋をオーブンに入れ、180度で45~50分焼けば、室内は暖まり、玄関先まで美味しそうな匂いが出迎える。
もしも天板に空きスペースがあれば、お土産用の芋も加えておくと、たいへん喜ばれるのでお勧めしたい。

焼き芋にはバターと上等な塩、お漬物などを添える。
飲み物は紅茶や番茶が合うが、ジャスミンティーもなかなかだ。

さて、今日書きたかったことが後回しになってしまった。
それは、焼き芋の残りの利用法だ。
冷たくなってしまったサツマイモも、こうして焼き菓子風にすればもう一度美味しく食べられる。



? 焼き芋は皮を除いてボウルにいれ、粗くマッシュする。

? 硬い部分もあるので、白かロゼなどのワインを振りかけて少し柔らかくする。なければ味も変化するが、オレンジジュースかリンゴジュースでも、よく合う。

? リンゴを1cm角に切ったもの、レーズン、バター少々を、?に混ぜ合わせ、耐熱ガラスの皿に詰める。

? シナモン、ザラメをふりかけ、200度のオーブンで15分ほど焼く。

これは残り物を美味しくただくための、ヒントの一つだ。
だから、分量も手順もお好きなように。

ジャスミンの花・秋のスイーツ



ジャスミン(Jasminum officinale)の白い花が、
夏の終わり頃から絶え間なく咲いている。

ジャスミンといえば、
春先につるの先端までピンクのつぼみをびっしりとつけ、
むせ返るような強い芳香を放つ、
羽衣ジャスミン(Jasminum polyanthum)を連想する人が多い。

しかし、香水の原料になるこのジャスミンは
つるの先端にぽつんと一輪だけ花が咲く。
香水がたいへん高価なのは、収穫量が極めて少なく、散りやすいので、
まとまった量を収穫するには広い土地と、人手がいるからだと聞いた。

わが家では、1日10~12,3輪ぐらい咲いたら、よい方の部類に入る。
ふだんはミニボトルに活けて飾ったり、紅茶や煎茶などに浮かべて楽しんでいるが、
高貴な香りはたった一輪でも心を落ち着け、口中を清らかにしてくれる。

今日は冷やしておいた、リンゴとサツマイモの蜂蜜煮に、ジャスミンの花を散らしてみた。
紅玉と、水にさらしてあくをぬいた鳴門金時、レーズンを柔らかく煮て、蜂蜜で甘味をつけたごくふつうのコンポートも、
ジャスミンを散らしたら、ちょっと気取った感じに変身した。

いつもは風味づけにシナモンを入れるのだが、ジャスミンの香りと喧嘩をするので止めた。
リンゴの酸味と、レーズンやサツマイモの自然の甘味がとてもやさしい。

あいにく台風の雨で、今日は5輪しか摘めなかった。
簡単にできるスイーツだから、
花がもっと咲いた時に、また作ってみよう。

Seikoの「人生風味麹味噌」

一昨日に記した「ヘルシーな箸やすめ」で紹介した、
真っ黒な麹漬けの、名前が決まった。

「人生風味麹味噌」ではどうだろう。
麹の甘味とトウガラシの辛さは人生そのもの。そのうえ、一緒に漬け込んだ複数の素材が時間と絡み合って、奥行きのある独特の味に仕上がったように思えるからだ。

振り返ってみると、10年ほど前に北海道や、青森、岩手などに伝わる「三升漬け」を作ってみたことがある。
これはトウガラシ、麹、醤油を等量混合でそれぞれ一升づつ甕に入れ、1~2年間熟成させたもので、辛いひしおのような、保存食品だ。
私は分量を少なくして作り、湯豆腐や焼肉、鍋物などに用いてみたが、辛くて塩辛いストレートな味には、どうも深みが感じられない。

そこで、次には美味しさの素と思われるだしがよく出る自然素材を加えてみたら、はっきりと変化がみられた。
その後、材料を足したり引いたりしながら試行錯誤を繰り返し、ようやく気に入った味になったのがこの作り方である。

材料



とうがらし100g、麹2枚(200g)、干し椎茸6枚(約20g)、切りイカ20g、とろろ昆布10g、醤油500cc。

作り方



? トウガラシを5ミリほどに刻む。種類はハバネロなどの超激辛を除き、何でもよい。
一般的に、未熟な青唐辛子は成熟した赤唐辛子よりもマイルドなので、加減すること。
辛味の成分が皮膚に付くと、やけど状になりがちなので手袋を用いると安心。



? 麹は、手でていねいにほぐして、ぽろぽろの状態にする。
夏場は麹を扱う店が少なかったが、これから出回り始めるので、取り寄せてもらえる。

? 干し椎茸を薄切りにする。
よく乾燥した傘が薄めのものを選ぶと、鋏で切りやすい。

? 切りイカを3cmぐらいに切っておく。
切りイカがないときは、スルメイカを焼いて細く裂いたものでもよい。
こちらの方が格段に味がよい。

? とろろ昆布を細かく手で千切る。長いままのものが入っていると、滑らかに仕上がらない。



? ?から?までの材料を、よくよく混ぜ合わせて容器に入れ、醤油を注ぎいれる。

具材がまんべんなく醤油に浸るように、箸で整え、ラップで落し蓋のように表面を覆う。
今回は作り足しをするので大きめな容器を使ったが、隙間が多いと空気に触れて雑菌が繁殖しやすいため、容器と内容量はぴったりとしたほうがよい。



? 冷暗所に置く。半年には半年の若い味があるが、味が馴れてくるのは1年目ぐらいから。
3年を経過すると、信じられないようだが、これらの素材が跡形もなく全部溶け合って、ねっとりとしたペースト状になる。

ヒントを得た「三升漬け」は、トウガラシが形で残り、汁気が多い。
こちらはペースト状で、麹を使った発酵食品なので味噌としてみた。
出来上がりを待っている人が多いため、わが家の量は多いが、もっと少なくしてぜひ作ってみることをおすすめしたい。

美味しい食べ方はいろいろある。
小皿にちょんと盛って日本酒の肴に。 炊き立てのご飯にのせて。 おにぎりの中に。 サンドイッチにキュウリの薄切りと。 冷奴、湯豆腐、ふろふき大根に。 チーズにのせて。 スティック状のセロリやニンジンなどの野菜のディップに・・・etc.

家庭料理だもの、分量なんて気にしないで、あるもので作ればよい。
これよりもっと簡単に、美味しいものができるかも・・・。


サフラン開花のカウントダウン

8月23日のページに、
私は次のように記した。

「これまでの経験から、8月中に(サフランを)植えれば、
11月3日には必ず開花する」
そして、
「11月3日、このバスケットは青紫のサフランの花でいっぱいになることだろう」
と、結んでいる。

この日、植え込んだサフランは20球。
バスケットに薄く赤玉土を敷いた上に、球根を並べ、
球根が見えなくなるまで赤玉土をかぶせてお仕舞い。
水も肥料も何にも与えない卓上栽培だが、
果たして、ほんとうに花が咲くのだろうか。
多くの人は、半信半疑にちがいない。
当の本人も、「今までどおりにいかないことがあるかも・・・」と、
少々不安を覚えている。

バスケットは、薄日が差す階段の踊り場に置いた。
8月、9月が過ぎ、10月初めまで、土の表面は平らで何の変化も見られなかった。
「生きているのかしら」
気になるが、ほじくってみるわけにもいかない。
我慢、我慢と言い聞かせながら、ただ待つのみ。

10月13日、土が動いた。
14日、土の中からクリーム色の小さな角のようなものが顔を出している。
「やったぁ。発芽したわよ」と思わず、独り言。

そして今日が10月25日だから、
約束した11月3日までは、ちょうどあと10日しか残されていない。
果たして、どうなりますか!?



写真は、本日のサフランの発芽状況である。


ヘルシーな箸やすめ

夫は来月で72歳、私は12月で66歳になる。

二人ともまだ現役で、特に夫は次々と大きなよい仕事に恵まれ、張り切っている。
それにつけても、いつまでも元気でいたいもの。
そんなねがいをこめて、わたしは旬の素材や体によさそうな材料で、さまざまな箸やすめを作ってきた。



いつも何かしら入っている、三段重ねの赤絵の器。




一番上の器
蓋を取ると、ご飯にも合う味わいの深いなめ味噌のたぐいが入っている。
黒いのは私のオリジナルで、名前がまだ無い。
いろいろな材材が渾然一体となった、特製の麹漬け3年ものだ。
これはもうすぐ今年の分を作るので、作り方を紹介する予定。乞うご期待。

赤いのは、柳瀬久美子さんの「おいししい待ち時間」(文化出版局)からヒントをいただいた梅味噌。
はちみつ漬けの梅干をペースト状にしたものと、ごま油を混ぜただけなのに、ひじょうにさわやかな味に変化し、万能ディップにもなる。
この本にはすぐ作れるおしゃれな、それでいて本格的なレシピが多い。

茶色のはフキノトウ味噌。フキノトウの花や茎の柔らかい部位をゆでてたたき、田舎味噌と合わせたもの。このほろ苦さが胃腸によいらしい。



2段目の器ここには乾いたものを、入れることにしている。
これはオリ-ブ油で、松の実とじゃこをパリッとするまで炒めたもの。
弱火で焦がさないように気をつけることと、火を止めた後、キッチンペーパーに広げて油分を切るのがコツ。
ご飯のふりかけ、サラダのトッピングなどに合うが、少々行儀が悪くても
仕事机の上に置いた器から、手づかみで口の中へ放り込む食べ方が一番美味しい。
カルシュームと良質の植物性脂肪が摂れるこの品を、うちでは「松じゃこ」とよんでいる。



一番下の器
深さのあるこの器には、汁気のある煮物のようなものを入れることにしている。
今日は旬の鮭の白子と生姜に椎茸を合わせて、炊いてみた。
白子はたんぱく質が多いよい食材で、椎茸はビタミンDに富む。そして生姜は、血液の循環をよくするので、特に寒い季節にはいつも何らかの形で、料理に取り入れてきた。



この器には、
一段ごとに家族の好物の思い出も詰まっている。


アボカドで作るワカモーレ



庭の隅に、手作りの木製プランターがある。
青いペンキを塗った小さな箱には、
パセリやシソ、タラゴン、バジル、セリ、三つ葉、チャイブなど、
摘めばすぐ薬味やサラダに使えるハーブを少しずつ植えて、
重宝してきた。

秋になったら植え替えようと、夏越しで傷んだままにしておいたが、
取りかかってみると、植えた筈のない小さな苗が、
元気に葉を広げていた。
照りのある柔らかそうな葉、高さは25センチぐらいだろうか。

これはアボカドの苗だ。
おそらく、この春、庭で友人たちとメキシコ風の食事を楽しんだとき、食後に誰かが種を埋めたのにちがいない。

以前、種に楊枝を挿してコップの水につけ、発根させた苗をベランダで育てたことがあった。しかし、1メートル近くなったのに、引越しのあれやこれやで枯らしてしまった。
今度こそ、鉢上げをしてきちんと植えなくては。


「苗木発見」を記念して(?)、今夜はメキシコのGuacamole (ワカモーレ)というアボカド・デイップを作ることにした。



このワカモーレは色も美しく、(作りたてはもっと緑色)
リッチな味にエスニックな雰囲気があるサルサ(ソース)だ。
タコスとかトルテイージョにつけるのが本格的だが、
クラッカーや、かりっと焼いた薄切りのフランスパンにも、よく合う。
炊き立てのご飯にかけて、醤油をちょっと垂らすとこれまた絶品。
ベイクドポテトに、バター代わりにのせても最高に美味しい。

材料
アボカド2個、タマネギ 1/2個、トマト小1個、ガーリック2片、
ハラペーニョ(なければピーマンと青唐辛子で)3個、赤唐辛子(辛いのが苦手なら彩りに赤ピーマン)、レモン汁大匙2、新鮮なコリアンダー、塩、胡椒、適宜。

作り方? ボウルにすりおろしたガーリック、粗みじん切りのタマネギ、トマト(湯むきして種を除く)を入れる。

? ハラペーニョも粗みじん切りにするが、辛いのが好みならそのまま、苦手なら種とワタを除く。日本の赤唐辛子の、タカノツメやヤツフサなどはかなり辛味が強いので、彩りに使うなら、熟して赤くなったハラペーニョや赤ピーマンをおすすめ。

? アボカドは縦二つ割にし、スプーンで果肉を抉り取る。色が変わらないようにレモン汁をかけ粗くつぶし、?のボウルに?とともに加えて混ぜ合わせる。

? 塩、胡椒、みじん切りのコリアンダーで味を調えて、出来上がり。

ところで、



この写真には、ワカモーレの中にアボカドの種も入れてある。

メキシコ人から、「アボカドは色が変わりやすいので、こうすれば変色しない」と教わったことがある。
また、テレビで某有名料理研究家がまことしやかに同じことをいっていたが、「そうかしら」と私は疑問に思っている。
実際に何回試みても、色は変わるのだ。その証拠に上の写真よりも、下のほうがやや色が黒ずんでいる。

アボカドの種は話のタネとして、レモン汁を振りかけて変色を防ぎ、空気に触れないようにラップをかけるとか、盛り付けまでは密閉容器に入れておくと効果があるように思う。

しかし、何より一番よい方法は、作ったらすぐに食べてしまうことではないだろうか。

今年のわが家のペッパー図鑑

朝夕の気温ばかりか、
日中の気温もここ数日間低い日が続いた。

温度差によって、薔薇の色が心なしか濃くなったように思われるが、
はっきりと色の変化が現れたのは、トウガラシだ。

緑色だった果実が、
一晩で鮮やかなバーミリオンになったブラジルのトウガラシや、緑と黄色のミックスだったオレンジ・タイが、
まばゆいほどの黄金色に変わった。

今年のトウガラシの数々を、図鑑風に置き合わせて、パチリ!



自画自賛で申し訳ないが、何んとおしゃれだろう!!!

この写真を撮るのに、約半日はかかっている。
庭から収穫し、調整し、スケッチブックの上に並べては、
ああでもない、こうでもないと、悩んでいるときが楽しくてならない。

よく考えてみると、外国からタネを集め、苗を作り、栽培からこの収穫まで、最低1年はかかっている。
いいかえれば、この半日のために、1年があったようなものだ。
ちなみに、ハーブの喜びは、食べたり飲んだりするだけではなく、
こんな楽しい遊びもある。



habanero ハバネロ
カリビアン贔屓のハバネロは、ハラペーニョの15~20倍の辛さを誇る。
世界で最も辛いといわれており、
原産地ユカタン半島のマヤ人たちは生でむしゃむしゃ食べるとか。
涼しくなるにつれ、香りがさらに強くなってきた。
収穫せずに枝に生らせたままだと、熟しすぎて腐ってしまう。
その前に、超超激辛オイル漬けにしたり、ソースを作っておこう。



Orange Thai オレンジ・タイ
ひじょうに鮮やかな、黄金色の果実をつけるタイのトウガラシ。
花壇やコンテナに植えると、人目を引く。辛さは強く、先端をかじっただけで、口がしびれ、心臓がどきどき。
皮が薄いので乾燥しやすく、ドライフラワーに適している。



Jalaneno ハラペーニョ
メキシコ料理に欠かせないハラペーニョは、メキシコのハラッパが原産地だ。
コロンと丸いシェイプで、肉厚なのが特徴。
熟してくると果皮の表面に、ひびひびが入る。
あまり辛くなく、歯ざわりがよいので気軽に使え、サルサ(ソース)などに適している。
アボカドで作るディップソースの「ワカモーレ」は、特に有名だ。



Ahi Christal アヒ・クリスタル
原産地はペル-のクリコ。たいへん美しいので、私は毎年植えている。
最初は薄緑色のワックスをかけたような、透明感がある果実で、成熟するにつれて、黄色からオレンジがかった朱色に変化する。
レモン系統の香りも素晴らしく、辛さは半端ではない。

いちいち詳しく説明したいが、いつかトウガラシ図鑑を作るのが夢だ。

ここでは、タイトルにトウガラシの世界的な名称であるPepper を、敢て使ってみた。
長くなるのを承知で、このことについて近いうちに解説してみたい。

* このページは2007/10/02に記したものである
 誤って削除してしまったので、復活させた



続・夏の終わりの薔薇

名残りの薔薇の中から・・・



Charles Rennie Mackintoch (チャールス・レニー・マッキントッシュ)

ライラックピンクから青みを帯びたモーブまで、花の色がうつろう
イングリッシュローズ。
薄い花びらをふっくら重ねたロマンチックな花容は、
ほかの薔薇にはない魅力を秘めている




Lavender Dream (ラベンダー・ドリーム)

初夏から秋まで咲き続けるプロカンベント・ローズ。
一重と半八重がミックスした小輪房咲きで、何んともいえないほど愛らしい。紫を潜ませたピンク色の花弁に金色の蘂が印象的で、トワイライトタイムの花の色はブルーを帯びる。




Heritage (ヘリテイジ)

このイングリッシュローズの名花は、デビット・オースチンによる1984年の作出。
淡いアプリコットピンクに魅せられる愛好者は多く、旧家の奥様を思わせる端正なカップ咲きの花は、散りぎわもまた美しい。
しかし、この写真は「素ッピンの顔で、普段着のままくつろいでいる若奥様」といった感じだ。
寒くなると元気が出るらしく、昨年は正月を過ぎてもまだ咲いていた。




Old brush pink (オールド・ブラッシュ・ピンク)

いかにも薔薇らしい強い香りの、オールドローズ。
いつでも咲いていることから、原産地の中国では長春花や恒春花とよばれ、
日本では庚申薔薇とも・・・。
わが家では2月を除いて、毎月咲いている。




Souv.de la Malmaison (スブニール・ド・ラ・マルメゾン)

パリ郊外にあるマルメゾンには、ナポレオン1世の皇后ジョセフィーヌが作った薔薇園がある。
「マルメゾンの思い出」と名づけられたこの薔薇は、ブルボン系の代表種で、花弁の多い花も、強い芳香も群を抜いて素晴らしい。
コロンとした球形のつぼみがほどけ、
平咲きからクオーターロゼットになる初夏の開花期は、
ちょうど梅雨とぶつかり、かたく畳んだ花びらが開ききれないで、落ちてしまうことが多い。
しかし、今頃から冬にかけては次々に花色の濃い見事な花を咲かせるので、
期待している。

   *       *       *       *

例年よりも貧弱な薔薇なのに、人前にこうしてアップするのは、
やはり親馬鹿なのだろう。
息子たちが巣立ったあとは、ハーブも薔薇も草花も、
金魚から野良の猫ちゃんまで、みんな子供のように思えてならない。

だから、ママさんは今日も忙しい、忙しい・・・。


夏の終わりの薔薇

秋の薔薇は色も深く、豊かでしっとりとした風情がある。

けれども、今年のわが家の薔薇は夏の手入れが充分ではなかったために、
とても秋薔薇といえたものではない、
夏の終わりの薔薇といったらよいだろうか。
その名残りのバラをちらっとでも、みてやってほしい。



「マリコ」と名づけたこのガーデンキャットは、庭に棲み始めて早2年。
私だけになついている。
香りが分るのだろうか。花が大好きで、花を摘み始めるとどこからともなく現れて、
すりすりをする。うっとりとしたこの表情が、たまらない。




「明日は雨」の天気予報を聞いて、昨日の夕方近くに薔薇を切った。
フォワイエの細窓から射し込む朝の光に、目覚めた薔薇たち・・・。




セイジグリーンの水差しに活けて。
コンラン卿の店で求めたこの陶器は、どんな花をも引き立ててくれる。

                          つづく


   

私もサルビア



2~3年前から、気づいていたことがある。

公園や広場、校庭、道路沿いなどでよく見かけた、
派手派手トリオの植え込みをあまり見かけなくなった。

真っ赤に燃えるような、いわゆるサルビア(Salvia splendens)
青紫の色紙の色を思わせる、ブルーサルビア(Salvia farinacea)
鮮やかなオレンジ色の、フレンチマリーゴールド(Tagetes patura)

ガーデニングブームが残して行った功罪は、いろいろある。
中でもこの鮮色御三家の組み合わせが、
いかに周囲の色とマッチしないかを、多くの人に気づかせてくれたことに、
拍手を送りたい。

サルビアといえば、あの紅いサルビアしか知らなかった友人が、
園芸種のサルビアファミリーのとりことなった。

サルビアの仲間は、耐寒性が強い宿根草が多いので、栽培しやすく、
花色や形もバラエティーに富んでいる。
品種も最近はとても入手しやすくなったから、楽しくて仕方がないようだ。

今、わが家では写真の“インディゴ・スパイヤー”(Salvia farinacea
×longispicata)の花が、秋風に揺れている。
園芸店などで、ラベンダーセイジという名前で売られているようだが、
これは交配種の宿根サルビアで、ラベンダーとは一切関係がない。

大家族のサルビアは、まことに奥が深い。

* このページは2007/09/28に記したものだが、
  誤って削除してしまったので、復活させた。



色鉛筆を活ける

今日も雨。
急に温度が下がったせいか、
カーディガンなどを引っ張り出した。

朝の掃除を終え、最後にテーブルを一拭きしたが、
何かもの足りない。
花を飾りたいところだが、雨が強くて、外には出たくない。

・・・・・
いい考えがある。
北欧のイッタラの花器に、色鉛筆を活けてはどうだろう。
なぜか色鉛筆が好きで、学生時代からのものも捨てられずに、
取っておいた。





きれいきれい!!!
渋いチークのテーブルの上ばかりか、
雨で薄暗い部屋の中まで楽しい感じになってきた。
手前が少し淋しいかな?

それじゃ、小さな果物を並べて・・・・。

この色とりどりの美しい花は、水がいらない。

* このページは2007/ 09/30に記したもの。 
  誤って削除してしまったが、復活させた。


ローズマリーのミニミニ・トピアリー

ローズマリーは、だれが挿し木をしても上手に出来るハーブだ。
私の場合は100%といいたいところだが、正直いって90~95%の成功率だろうか。

挿し木のコツは、新しい枝を10cmほど切り取り、
生長点に当る先端を1cmぐらい切り落とす。
土に挿す部分(約3cm)の葉をていねいに取り除き、
コップに入れた水で30分水揚げをする。
発芽を促すホルモン剤を使う人もいるようだが、私は使わない。
使わなくてもローズマリーには、強いパワーが備わっているからだ。

水揚げが済んだら、湿らせておいた赤玉土の小粒に挿す。
割り箸などで穴を開けたところへ挿し、
指で押さえるとぐらつかず、
土と茎がよくなじむので発根しやすい。

水やりは控えめに。
赤玉土の表面が乾いていて、土の半分ぐらいが湿っているぐらいがベストだ。
水抜き穴をあけた二重のイチゴパックを挿し床にすると、
側面から湿り具合を赤玉土の色で識別できるので、おすすめ。

置き場所は風の当らない日あたりのよいところ。
約2ヶ月で下の写真ぐらいに育つ。
注意したいのは、緑色の葉なら生きている証拠。根が出ているかどうか抜いて調べないこと。

さて、9月の初めに挿しておいた“Marine Blue”が発根している。
この品種はまっすぐな幹を持つ木立ち性のタイプなので、
クリスマス用の卓上トピアリーを作ることにした。



可愛いミニミニ・トピアり-のベイビーたち。
挿し木苗の下葉を除き、頭部を刈り込んだ状態だが、
枝が伸びてきたら摘心を繰り返して、脇芽を出させ、
丸く形作る。
あと2ヶ月でどこまで育つか・・・。
あまりよくなかったら、リボンやオーナメントで、
デコレートを。



これは作って3年目の洋風箱庭。
香りのよいローズマリ-の林の中で、緑の褥に身をまかせ、翅を休めるエンゼルの感じを演出したつもりだ。

四角のコンテナの四隅に、挿し木から作ったローズマリーの大木(?)を植え、多肉植物を草原に見立てて・・・。

ローズマリーの品種は“Salem”。

クリスマスにはローズマリーを丸く刈り込み、
センターにサンタさんを飾って、カンバゼーション・ピースに使ってみようかな。
きっと会話が弾むに違いない。ただし、小さい人たちの・・・。



鰯のヘルシーマリネ・タイム風味

嬉しいことに、今年は背の青い魚が豊漁だ。
脂ののった鰯を見つけると、すぐに作りたくなる一皿を御紹介。
タイムが生臭みを消してくれ、とてもおしゃれな味だ。
新鮮なコモンタイム、レモンタイム、フレンチタイムが適しているが、
ドライなら、軽く小匙1/2程度を。



まず、最初に言っておきたい注意点がある。
それは、お味見と称し、途中で何回も食べてみないこと。
私の場合、いくら自分に言い聞かせても、
美味しさのあまり、出来上がり量が減ってしまうからだ。
その点を考慮して、材料はやや多目にしてある。

材料 刺身用鰯6尾、人参3本、きゅうり1/2本、紫玉葱1/4個、
トウガラシ少々、月桂樹の葉2~3枚、タイムの小枝2~3本、寿司酢
大匙オリーブ油大匙3。

作り方
? 野菜は千切りにしておく。私は人参が大好きなので、いつも人参だけの
サラダを作るほどだ。人参が嫌いな人は加減して。

? 鰯は3枚におろし、薄く塩をして10分後にキッチンペーパーでにじみ出た水気をふき取っておく。
次に寿司酢大匙3に5分ほど浸す。

? 鰯をざるに上げ、残った酢をボウルにいれる。
ここへ寿司酢大匙2とオリーブ油、タイム(10センチの枝からこそげ取った葉)、切れ目を入れた月桂樹の葉小3枚、胡椒少々を加えて、軽く攪拌
する。
次に野菜を入れて、手で混ぜ合わせる。
少々味がきつくても、野菜の甘味が出るので、心配は要らない。
野菜の量が多いようだが、すぐにしんなりとして量が減る。

?密閉容器に野菜を敷き、鰯を乗せ、上に軽く野菜をのせて、マリネ液を回しかける。冷蔵庫で保管のこと。

夕食用には、お昼過ぎに作っておけば、ちょうどよい食べごろとなる。
タイム、月桂樹の葉、トウガラシなどを飾って盛り付け、いただきまーす。

* 味見はしないことと記したが、やはり必要だと思う。
材料の質も、調味料も、作る人のテイストも違うのだから、同じ味にならない筈だ。レシピは目安だと考えて、気軽にどうぞ。

* このページは2007/ 10/01に記したものだ。
誤って削除してしまったため、復活させた。


果たして19日の放映は?

三度目の正直というが、
19日(金)は、今度こそ何事も無い日であってほしい。


というのは、トップページのスケジュール欄で紹介したように、
19日に私の出演した番組の総集編がオンエアされる(予定)だ。

これは、7月に「趣味の園芸」のコーナー「グリーンフィンガーズ」で、
計5回にわたって放映したものを、25分バージョンにまとめたものである。
司会は柘植恵水さん。どんなふうにまとめてあるか、私も楽しみなのだ。

番組のタイトルは「趣味の園芸プラス」、
この回のタイトルは「ハーブレッスンABC 」。
放送日時は10月19日(金) 9:30~9:55の(予定)。

[:マル秘:]
なぜしつっこく(予定)と書いたかというと、
これまで放映予定が2回も延期になっているからである。
前もって、何事かあったらそちらを優先することを聞いていたし、番組の変更があるのは常識だから何でもないが、果たして3回目はどうなるのだろうか。


1回目の予定が知らされた。
8月○日 「もしも高校野球が雨で中止になったら、放送の予定です」
      しかし、当日は晴天なり。したがって・・・。


2回目の予定が知らされた。しかし、
9月△日 「台風のせいで先週中止になった番組を、今週放映することになりましたので、すみませんが来月に・・・」
よくあることだ。


そして3回目が10月19日の予定である。

二度あることは三度ある? あるいは、三度目の正直?
どちらになるかわからないので、この事はぎりぎりになるまで誰にも言ってなかった。

NHKの番組編成の方々もこの御時勢だから、
想定外の何事が起こるか見当もつかないことだろう。

じつは私はあの頃、腰痛で悩んでいた。
画面から、きっと「おや?」と思われた方が多かったにちがいない。
しかし、今は快方に向かっているので、御安心を。

さて、19日がどうなるか、わくわくしている。


不ぞろいのビー玉たち

私のメ-ルアドレスには、agate という5文字が入っている。
これは自分で決めたのではなく、知人が申し込んでくれたアドレスなので、早速調べてみた。

agate とは、もともとは瑪瑙(めのう)の意味で、
一般的には色つきの丸いガラス玉、つまり「ビー玉」のことを指す。
それ以来、ビー玉が気になり始めた。

ビー玉のビーは、歌麿の浮世絵「びーどろを吹く女」にあるように、ガラスを意味するオランダ語のVidroからきている。

そういえば、私たちの小さい頃、男の子はビー玉、女の子はおはじきで、
よく遊んだものだった。
どちらも駄菓子屋とか、お祭りの夜店で買ってもらい、
千代紙などを張った箱に入れて、大事にしていた。





ノスタルジックな想いに浸っていたとき、アメリカの友人からメールが届いた。
「来週から、長男が日本へ行くので泊めてやってください。もしも何か欲しいものがあったら彼に持たせるので、遠慮なく言って・・・・」

「もちろん大歓迎よ。カラフルなAgateをお願いできたら、嬉しいわ。日本では、プレーンなものか、1~2色のものしかないのでよろしくね」

若々しいアメリカ青年が、ポケットから無造作に取り出したプレゼントが上の写真だ。
ビー玉は丸いものとばかり思っていたので、びっくり。

メモによると、「これは著名なビー玉作家のC級品です。仕上げの段階で出来損なったものだけど、ファンが多くて、なかなか手に入らないもの・・・」

何んと美しいガラスのアートだろう!
1個1個に色も形も個性があり、見る角度を変えたり、太陽にかざしてみると、さらに魅了される。
完全な球体のビー玉よりも、こちらの方が愛らしいものあり、ユニークなものありで、バラエティーに富んでいる。

ふと、思いついたことがある。例えば、女性にたとえてみよう。
パーフェクトに美しい人は誰もが認めるところだが、極々稀である。
稀だからこそ、もてはやされる。

ほとんどの人々は、この不ぞろいのビー玉に近い。
その代わり、完全に少しでも近づけるように努力したり、不ぞろいだから友情や愛情が芽生え、深まるのかもしれない。

あぁあ、不ぞろいのビー玉でよかった。

パッションフルーツの種子をまいたら



パッションフルーツは、
ピンポン球より一回り大きい丸い果実だ。
完熟するとワインレッドの表皮に、小さなえくぼのような凹凸ができる。
このサインが出たら、半分に切って中のゼリーを種子ごとスプ-ンですくい、口のなかへ・・・。

あぁ、このティストは何んと表現したらよいのか。

陳腐な表現だがトロピカルなフレーバー、
エキゾチックな甘酸っぱさとでもいおうか、
とにかくごちゃごちゃ言わずに「美味」のひと言に尽きる。

こんなに美味しいものを、毎日食べたい・・・。
誰でもそう思うに違いない。
私は思っただけでなく、さっそく平鉢に種子をまいてみた。
8月のことである。

2週間ほどでぞっくりと発芽したのには、驚いてしまった。
その後虫もつかず、写真のように順調に伸びていて、
定植の時期はとうに過ぎている。
分かってはいるのだけれど、
作業台のある場所は蚊が特に多いので、これまでサボっていた。

今朝は気温が下がったから、蚊も少ないだろう。
寒くなったら手遅れになる。
今日こそ定植をしよう。

私の頭の中はすでに鈴なりのトロピカルフルーツで、
いっぱいになっている。

続・ホットな首飾り

外は雨、
夫は今日は遅くなる。
一人遊びには、ぴったりの日だ。

キース・ジャレットに、ハービーハンコック、チック・コリアなど、
思い出の曲を聴きながら、
楽しく作った首飾りの数々を、お目にかけよう。




小粒のトウガラシをランダムに並べたチョーカー。
素肌につけると火傷をするので、薄手のタートルネックの上にでも飾ること。




紅い唐辛子だけを使った、フォルムを楽しむネックレス。
中央の長い品種は、「日光」。
江戸時代に、日光土産の紫蘇巻きの芯用に改良されたという。
黒いカシミヤのセーターに、似合いそう。




メキシコに伝わるRistra (スペイン語でリストラ・紅い紐の意味) の手法で、
「八房」を3本ずつラフィアでつないだ首飾り。
本場のものは、もっと大きくて、果皮がつやつやしている。




極上の珊瑚のチョ-カー、というのは嘘。
「プリッキーヌ」(ネズミの糞という意味)は、有名なタイのトウガラシ。
こんなに小粒なのに、ハバネロに負けない超激辛だ。
見かけで判断してはいけない、よい例といえよう。

これらの作品は、壁面にバランスよくまとめて飾ると、とてもすてきだ。
プレゼントにすると喜ばれるし、
もちろん、キッチンに飾れば、料理に使えて重宝する。



ホットな首飾り

幼い頃から、何かを作るのが好きだった。

ツバキの花をつないだ首飾り。
クローバーの冠、文字通り数珠つなぎの数珠玉のネックレースなど、
思い出が次々に現れてくる。

高校時代は「それいゆ」ではなく、「ジュニアそれいゆ」を愛読した世代だから、
中原淳一の叙情画に憧れ、彼の手芸のページにも都会の風を感じて、
いろいろなものを作った。

フェルトで作った替えカラーとカフス、
円形フレアースカート(が無いのでギャザースカート)につけた紫陽花のアップリケ、
ケント紙で作った紙袋・・・。

水野正夫はあの頃、独特の人形を作っていた。
私も真似して、宇宙人のような目鼻立ちの人形を何体作ったろうか。

夢見る頃をとうに過ぎたのに、
収穫したトウガラシがビーズやトンボ玉に見え、
少女時代にタイム・スリップして、遊んでしまった。





出来あがったのは、
ハバネロが中央で輝くハート型のカラフルなネックレス。

針金に通す前に、一応置き合わせをしてみること。
これは左右対称のデザインで、1個おきに紫の小粒を入れてた。

作業中に、滲み出てきたトウガラシの液は皮膚につくと、
火傷状態になることもある。
目の周りをさわったり、皮膚の弱いところも要注意!

薄い手袋を用い、あとでよくよく手を洗うこと。

                         続く 
   

青リンゴ・ブラムリーの不思議な力


何事も、育って行く様子を見るのは、うれしいものだ。

朝起きて第一番にのぞいてみるのが、
「ブラムリー・ファンクラブ」のブログである。

http://blog.livedoor.jp/apple5555/

[:青りんご:]
ブラムリーとは、イギリス生まれのクッキングアップルで、
日本に導入されてまだ日が浅い。
このリンゴの特徴は、おっと、ここで私が説明をしなくても、
ブログを見れば分かることだ。

[:青りんご:]
ただし、書いてないこともある。
それは、何らかの形でブラムリーに接したことのある人は、
不思議なことに、ブラムリーのために何かしたくなるのだ。

例えば、導入に並々ならぬ尽力をされたAさん、
ブラムリーを育てた長野県小布施町の人々・・・・。

[:赤りんご:]
特筆すべきは、
RHSJ(英国王立園芸協会日本支部)のKGC
(キッチンガーデンクラブ)の有志が中心となって、
「ブラムリー・ファン・クラブ」のブログを立ち上げたことである。

園芸好きなメンバーだけあって、さすがにブログの育て方が上手だ。
最初は人々の輪は小さな苗だったのに、今では枝葉を伸ばしたリンゴの樹となり、大小さまざまな実を着け始めた。

[:青りんご:]
大きな果実に値するAさんは、リンゴ研究家として、新宿高野のカルチャーサロンでクラスを開くことになった。
その他、料理のレシピの翻訳や創作料理など、小さな果実も毎日のように更新されている。

チームを組んで、張り切って編集している若手メンバーの表情が見えるようだ。
疲れたり、心にささくれがある日などにのぞいてみては? [:青りんご:]

★このページは2007/09/29 に記したもの。
 誤って削除してしまったが、復活させた。

手作りのセイジのお茶

「年のせいかしらねぇ。この頃何だかとってもくたびれるのよ。
あなたはいつも元気そうだけれど、何か秘訣でもあるの?」
日頃お世話になっている先生をお訪ねしたときに、こんな話が出た。

お年といっても私とそれほど違わないし、
私といえばあれほどの元気印はどこへやら、まだ腰痛が治らないでいる。

「それほど元気でもないんですが、セイジのハーブティーを飲んでいると、体調がいいような気がします」

私の体験を話したら、先生の分も作ることになった。
今年は猛暑日が多く、台風や秋雨前線の影響で、ハーブにとっては受難の年。かなりのセイジが蒸れて黒くなってしまい、我が家の庭の分だけでは足りない。
宮城県にある「やくらいガーデン」は、ハーブとイングリッシュローズをテーマにした庭園で、計画段階からプロデュースをしてきた。事情を話して応援を頼んだら、立派なセイジが届いた。

セイジの乾燥には、湿度が低いからっとした秋晴れの日が適している。
あれは何曜日だったか、届いた翌日がちょうどお誂え向きの朝となった。





下準備として、切り取ったセイジの枝をさっと洗い、水気を切る。
さらにタオルにはさんで丁寧に水分を取ってから、
洗濯物干しのピンチで1本ずつはさみ、風通しのよい木陰に下げた。


にわか雨に当てたら元も子もない。
お使いも雲行きを確かめてから、出かけた。
3時半ごろに確かめてみたら、幸いだいぶ乾いたが、まだしんなりしている。
日も短くなったし、うっかり夜露に当ててはせっかくの努力も水の泡だ。
家の中に取り込み、2階の階段の踊り場へ下げた。

この場所は対流の関係で、温められた空気が通る道に当る。
室内で乾燥し、コーンフレークスのようにぱりぱりとなったら出来上がり。
もちろんその間、室内での焼肉、てんぷら、さんま、たばこなどはおことわりだ。

葉を枝から取り、ファスナーつきのビニール袋に入れて冷蔵庫で保管するか、乾燥剤を入れた缶で保存するが、けちけちしないで早く使い切ること。
大切にしまって置くと、翌年の梅雨時には確実に虫が出るからだ。

お茶の飲み方は簡単なほうがよい。ふたつきのマグカップにセイジの葉を2枚ほど入れ、熱湯を注ぐ。3~4分蒸らしたらセイジのお茶の出来上がり。
最初は個性的な香りと苦味が気になるが、馴れてくると普通のお茶ではもの足りなくなる。

ハーブの歴史書には、かならず「セイジを庭に植えている家の人が、死ぬことがあろうか」とか、
「5月にセイジを食べない者は、愚かである」と書いてある。

来週にでも先生のお宅へセイジティーを届けにあがるつもりだが、
この話を忘れずにして来よう。
セイジの学名のSalviaは、「健康のためによい」と「救世主」という意味があるのだと・・・。


続・貝ボタンのプチアート

こちらは、近所のガーデンセンターで求めたフレームに、
アレンジしたもの。
やはり、周囲の背景からこの空間をトリミングするには、
すっきりとしたシンプルなフレームが、適していると思う。







エッチングや着色、象嵌などをさりげなく施した時代物と、現代物で
まとめてみた。

よく、「ボタンはどこで見つけたの?」と聞かれることが多いが、
私の場合は、年季が入っている。

? 自分の服も家族の服も処分する前に、めぼしいボタンを取っておく。

? 旅行をした時は、土地の人に聞いて、「手芸材料店○○屋」とか、
「文具と手芸の店△△堂」などという感じの、古ぼけた流行らない店を探す。
奥の棚にほこりを被ったデッドストックを見つけても、にんまりせずに、そっけなく買うこと。
(嬉しそうににこにこしながら「今、これが値上がりしてるんですよ」などといったら、値段が何倍にも跳ね上がったことがあるので)。

こういう古い店では、昔のままの値札がついていることもあるし、レトロなデザインを見つけるケースも多い。これは、地方都市での楽しみのひとつだ。

? 観光地のお土産は「××最中」ばかりではない。
その土地独特の素材のボタンが、見つかることもある。

例えば、沖縄では国際通りにある久高民芸店と、
牧志の公設市場隣のアーケードにある手芸店がおすすめ。
久高民芸店にはセンスのよいモダーンな貝や骨のボタンが、ケースの中に並び、好みのものばかりだ。写真の中で、左よりの花弁型に黒の点々があるボタンと、中央の木の葉型ボタンは、たしかここで求めた。
沖縄は手作り派が多いので、アーケードにある手芸店のボタンは、バラエティーに富んでいる。

鹿児島にはSATSMAとよばれる薩摩焼のアンティークボタンがあるが、高価すぎて手が出ない。好き嫌いは別として、レプリカも作られている。

大分では竹細工、神戸ではガラス製、京都は塗り、木製、友禅古布のくるみボタンなど。
箱根の見事な寄木細工、秋田では桜の樹皮のボタン、北海道では轆轤でひいた木のボタンなどを求めたことがある。

私の思い出のボタンは、飴色の釉薬がかかった魚の形をした陶製のものだ。
これは福島女子高校3年生の秋、修学旅行で訪れた京都の産寧坂にあったクラフトショップで見つけた。指折り数えてみると、もう半世紀も前のことになる。

観光地で思い出したが、鎌倉にもボタンを扱っている店がある。
まず、手芸好きな人なら誰でも知っているコットンの店「SWANY」。
ここの2階には、比較的貝ボタンが多い。ときどき小さなパック詰めのセールもしているので、見つけたときは嬉しいものだ。

それから、若宮大路を材木座の方に歩き、JRの線路と交わる手前の信号右側にある「富士ボタン」が穴場だ。壁面いっぱいに積んだ箱の中に、ユニークで興味深いものがたくさんあるので、誰でも最初に行った時は興奮してしまう。

ただし、ご主人は生真面目なタイプらしく、女性同士のやかましいおしゃべりや、きちんとした挨拶とか質問の出来ない人、ボタンの箱の取り扱いが乱暴な客には、愛想が悪い。
よい買い物がしたかったら、つとめて上品に振舞うこと。

まだまだ話はあるが、「続々」をお楽しみに。

続く

貝ボタンのプチアート

なぜか、ボタンが好きだ。
HPの「お気に入り」の欄に「貝ボタン」を1度紹介したきりで、
そのままになっている。
貝ボタンにも素材やデザイン、用途、高級からカジュアル、実用までさまざまなカテゴリーがある。近いうちに、詳しく書こうと思っているので、しばし、お待ちを。

さて、これはカラフルな楽しいボタンだ。
遊びごころで作った小さなフレームを、ご紹介しよう。



シンプルなこのフレームは、たしかダイソーの100円ショップで見つけたものだ。
裏板に淡い小花模様の布をかぶせ、ボタンを好きなように並べただけのように見えるが、いくつかポイントがある。

★ボタンのマテリアルを貝だけで揃えると、不思議に雰囲気が出る。

★大小の変化のあるボタンに、着色、ビンテージ、アンテイックなどのボタンを一つでも取り合わせると、印象的だ。


★裏板の上に直接ボタンを並べただけでは、ボタンが動いてしまう。
裏板の上に薄いスポンジフォームか、キルト芯を薄く敷いてから布でカバーし、ボタンを置き合せると、移動しない。

友達などへのプレゼントにすると喜ばれるが、
上げたくなくなる気持ちと戦うのが、つらいことがある。
                            

                           続く


  

子持ち鮎の焼き浸し・タデの葉添え

見てほしい、こんなに豪華な一皿ができた。
これなら、お客様料理の立派なメーンコースになる。




「早起きは三文の徳」という。
駅まで夫を送った帰り道、例によって、まだ店の開かないスパーをのぞいてみた。

品物を並べたばかりの魚コーナーで、
ふだんは見かけない、お腹がはち切れそうな子持ち鮎を発見!
うちには少しぜいたくかな?
と一瞬ためらったが、2尾で680円ではないか。一尾につき340円也。
「本日の目玉商品なんすよ」と、顔見知りの店員さん。

ほくほく気分で台所に直行し、早速素焼きにした。

はち切れんばかりの子が入っているのにもかかわらず、新鮮な鮎だから身も崩れず、きれいに焼けている。

醤油と酒とみりんに昆布を加えて少し濃い目の漬け汁を作り、
隙間なくバットに並べた素焼きの鮎が、浸るように漬け込む。

夕方には味が程よくしみて、お味も仕上がった姿も最高!

大皿に盛り付けるときは、こんな放射状にしても面白いのでは?
あしらいは、タデの葉と赤唐辛子を添えてみた。

タデは擂ったり噛んだりすると辛味がでる和風ハーブで、
鮎につきもののタデ酢として用いられる。
しかし、この季節のタデはもうタネを結んだので葉も硬くなっている。
細かい実が歯に当らないように、指でしごいて取り除き、添えてみた。



蛸唐草文様の長皿に姿のまま盛り付けて。




食べやすいように切り分け、草花文様の皿に。
頭から尻尾の先まで、子が詰まった見事な鮎。

夕食は、この鮎に新米の炊きたてご飯、秋茄子と茗荷の即席柴漬け、ナメコの味噌汁で・・・。

あぁ、日本の食べものは何んと素晴らしいのだろう。

特報! 幻のブログ 無事生還!!!

昼過ぎ、一通の速達が届いた。



nikko hotels internationalのロゴが入ったA4の封筒だ。
裏には、ホテル日航高知 旭ロイヤル
洋食料理長  島田和幸 とサインがしてある。

指で封筒の上からたしかめてみると、何やらかたくて平らな感じのものが入っているようだ。
「ひょっとして、コピーがあったのかも・・・」
期待を込めて封を切った。
中から現れたのは、あの消えてなくなってしまった5日間のブログをコピーしたファイルだった。(→2007/10/6 )

一昨日の夜、島田さんから電話があった。
「ブログが消えてしまったんですって?」
「そうなんです。私のミスだから仕方が無いんですけど、がっかり・・・」

彼は数年前にハーブのご縁で知り合った、ホテル日航高知の有名料理長だ。昨年の秋、トウガラシを使ったハーブ料理で、コラボレーションをしたことは、(→2006/11/01)のブログに詳しく記した。

「じつは、広田さんのブログが面白くて、これまでの分を全部コピーして、大事にしてるんです。失敗してないと思うんですが、調べてみて大丈夫だったら、連絡しましょう」

いったんは諦めていたのでなおのこと、このように親切な方に出会うと、涙が出るほど嬉しい。
島田さんの奥様もお嬢さんも素敵な方で、高知へ行けば、必ずお会いしている。どうか、コピーに失敗していないように・・・。

祈るような気持ちで待っていたので、速達が着いた時は本当に感激だった。
三連休の最後の日、無事生還したブログのために、赤ワインで乾杯!
そして島田さん、ありがとう!!!

パンジーと地球温暖化の関係

昨日から、金木犀が香り始めた。

朝、窓を開けた時、
庭からかすかに流れ込んでくる花の香りに、秋の訪れを知るのは、
毎年のことながらすてきなことだ。

ところが、水やりをしていたら覚えのあるニオイスミレの香りがする。
ウッソー、春の花が今頃どうして?



やはり、ニオイスミレの花は咲いていた。
大きな鉢に植えておいた大株の根元から、紫色のいじけた蕾が数本短い茎についている。香りに気がつかなかったら、見落として当然のみすぼらしいスミレだ。せっかく咲いたのだから、ミニチュアの香水瓶に挿して飾ったのが、上の写真である。

それにしても、季節はずれのこんな時期になぜ?
その理由は、夏にツマグロヒョウモンの幼虫に、葉をほとんど食べられてしまったことがあった。(→7/30 サイケデリックな毛虫)。
その後涼しい日が続いたので、葉を無くしたスミレは冬だと錯覚し、暖かな日が戻ると今度は春が来たと思って開花してしまったのだ。
この生理過程を春化(vernalization バーナリゼーション)といい、チューリップの開花調整などに利用しているのが、よい例である。

ニオイスミレの開花は、環境の異常変化が原因と思われるが、ツマグロヒョウモンも、地球温暖化の警報を鳴らしている。

スミレ研究の第一人者・田淵誠也氏は、著書「すみれを楽しむ」(栃の葉書房)のなかで次のように述べている。



『ツマグロヒョウモンは南方系の美しい蝶で、食草はスミレだ。
天敵の鳥から身を守るために、幼虫は赤と黒のイモムシに偽態している。
南方の気候で生息していたこの蝶は、地球温暖化につれて日本の風土にも順応してきたために、西日本では発生回数が増えてスミレ栽培をしている者にとって深刻な被害が続出している。
近年は北上して、東日本でも見られるようになった。
もう一つ、忘れてならないのが、パンジー栽培の拡大と早期化だ。
昔は暮れ近くに葉牡丹とともに売られていたパンジー苗だが、
現在よりも外気温はぐんと低かったので、南方系の蝶は越冬が出来なかった。
しかし、今では10月にはパンジー苗が店頭に並ぶ。
ヒートアイランド化し、熱の逃げない都市近郊で秋に生まれた幼虫が、餌に困らなくなったことも、ツマグロヒョウモンの繁殖の大きな要因と考えられる』

なるほど、地球の温暖化はスミレの害虫にまで影響を及ぼしていることがわかった。
パンジーの苗が、早々と並び始めたことを、手放しで喜んでいるわけにはいかないのだ。
たしかに、この庭が出来てから20年近くスミレ類を植えてきたが、ツマグロヒョウモンにやられたのは今年が初めてである。
それも9/22日のブログのように、2回目も発生した。

手遅れかも知らないが、生態系のバランスが崩れ、同じようなことが穀類などに起こらないことを、ねがうばかりだ。

時空を超えてきたアクセサリー





たとえば、「こうなれば、いいなぁ」と、思ったとする。
そんなに世の中は甘くないから、ふつうはただの願望で、お仕舞になる。

ところが、私の場合は何度か不思議なことがあった。

最近のことでは、インターネットでパリの雑貨屋から、ちょっとキッチュなネックレスを取り寄せたことがあった。
ハート型のパンジーをセンターに配置し、カラフルな小花やビーズをつなげたプラスチック製は、とても軽くて楽しい。これなら、カジュアルでもおしゃれ着でも、どんな服にも合いそうだ。

旅行にも気軽に持って行けるから、何か小さな入れ物が欲しい、
と思っていたところに、妹が寄ってくれた。

「ハイ、お土産。手作り上手な、ほら、あのSさんが、アメリカの布で作ったの。お姉ちゃんにどうかしらと思って・・・」

な、何んと・・・!
あったらいいなと思っていた布の袋が、目の前にあった。
ペーズリーの色といい、雰囲気といい、まるであつらえたようにこのネックレスとぴったりではないか。
もちろん、今日エアメールで着いたばかりのネックレスだから、妹が知るはずはない。

願えば叶うとはいうけれど、何の因果関係もないところで起こる偶然を、
心理学用語で Synchronicity (シンクロニシティー) という。
日本語では共時性と訳されるが、
私の場合は、生れ月の12月前後に特に共時性を経験することが多い。

残念ながら、小さな出来事ばかりで、
お金に関する共時性とは縁遠いようである。


小さなボトルに小さな草を



池のそばのラベンダードリームの実が、
色づき始めた。
野バラの実とほとんど変わらない感じだが、
活けるには丈が短すぎる。

鋏を手に庭を一巡して出来た作品(?)がこれだ。
実物同士で、斑入りの紫色のトウガラシを組み合わせ、
雑草のように生えているカニクサを、
縁から垂らして、動きを出してみた。

この曇りガラスのボトルは名のある作家のレプリカ。
蓋にちょっとしたデザインがあるが、
すっきりとしたボディだけを使った。

カニクサを半分沈めて、
上部の緑とつなげたところがポイント(だと勝手に思っている)。

こんな小さなアレンジメントの花材でも、
揃えるとしたらたいへんなこと・・・。
全部庭からの贈り物なのが、嬉しい。

幻となったブログ

あぁ!!! なんということだろう!!!

最近、こんなにがっかりしたことはなかった。
元はと言えば、メカに弱い私の勘違いが原因なのだが、
9月28日から10月2日までのブログを削除 してしまったのだ。
メールならゴミ箱から拾うことも可能だが、インターネットの削除は救いようがないというか、永遠に消えてしまうのだという。

「何だ、そんなことたいしたことではないんじゃない?」
と思う人が多いだろうが、私にとってはとても大切なことだ。
[:植物:]
じつは、私はこれまで日記を続けて書き通したことがなかった。
いくら立派な日記帳を持っていても、三日坊主で投げ出したり、スケッチブックとか落書き帳にしてしまうなど、結果は毎年同じだった。

昨年から不定期に日記として、日々感じたことを綴ってきたが、
今年の元旦から一念発起して、毎日休まずに書いてきたので、5日間の欠落にがっくりと落ち込んでいる。
[:青りんご:]
これには理由がある。
幼稚園や小学校の絵日記や宿題などを、いつもぎりぎりに提出していた次男が、
「めざせ! 毎日更新」を合言葉に、4年間も「広田泉の撮影日記」(右横のLINKSをクリック)を書き続けている。
私は毎日のぞくブログで、次男が元気なことを知り、今まで知らなかった彼の一面に触れたり、仕事の内容や経緯などについても、自然体で伝わってくるようになった。
4年間のブログを客観的に眺めていて、大きな進歩を遂げているのは、文章だけではない。物事への目の付け所が、定まってきた点にも現れている。
[:植物:]
「彼に出来るのだから、私も毎日続けるよう頑張ろう」
そう決心してからは、いくら忙しくても書くことにした。そして、続けることが面白くなってきた。
テーマはいくらでもある。しかし、文として体裁が整い、写真とマッチさせるとなると、容易なことではない。

それに私の文は、長すぎる。ぐだぐだが多すぎて、第三者の読者は付き合いきれないと思うなどという反省も、書いてみることでよく分かってきた。

これまで、原稿を頼まれて書くことは数多くあった。けれども、自分でテーマを決め、最初から最後までやり通した例は、意外にも少なかった。
対して、このブログはいわば一人で、企画、立案、取材、執筆、撮影、デザイン、校正までできるのだ。その代わり、責任は自分で取らなくてはいけない。

よく主人が撮影してくれていると思われているが、こんな稚拙な写真が、プロの主人の撮影だとしたら、本当に申し訳がない。
写真のほとんどは、私がNikonのcoolpix s50で撮影してきた。
ただ一つ手を借りているのは、先述したように私はメカに弱い。そのため、撮影してきた写真を、画面に取り込むことが出来ない。主人の機材を経由して私の画面へ入れるのが、どうもカメラから直接アップできる人と、このあたりが違うらしい。

ときどき、文末に「* 写真はのちほど」と、メモを入れたのは、こうした理由によるのだ。

[:青りんご:]
さて、ここまで書いてきて、気持ちの整理も出来てきた。
これも書いてみることで、自分のことを見つめなおすことが出来る長所だといえる。

順番は違っているかもしれないが、確かタイトルは下記の通りだったと思う。
[:赤りんご:]
9/28 色鉛筆を活ける

9/29 青リンゴ・ブラムリーの不思議な力

9/30 私もサルビア 

10/1 鰯のマリネ・タイム風味

10/2 今年の庭のペッパー図鑑

誰かがコピーを取っていてくれたら嬉しいのだが、消えてしまったものは仕方がない。
特に10月1日は力作だったのに・・・。

いずれ、写真だけでもアップしてみよう。
長々とした文に付き合ってくれて、ありがとう。多謝。

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