HOME:広田せい子のハーブガーデン

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ワイルドハーブガーデンも、また楽し

今年の庭は、今までにない雰囲気を呈している。
まるでヨーロッパの野原の感じなのだ。

思い返してみると、去年は執筆と腰痛で庭の手入が思うようにできず、気がかりながらも雑草の種子をこぼしてしまったのが、大きな原因だ。
案の定、早春から雑草たちは喜んで我が物顔に庭中に顔を出してきた。
まだ霜柱が立つ頃にはハコベ、オランダミミナグサ、ノミノフスマ、カモミール、マーシュ、ウインターパースレイン、カラミンサ、ハルジオン、ナガミヒナゲシ、ゲンノショウコなどがデビュー。
次いで気温の上昇と共にスギナ、ヨメナ、ヨモギ、タンポポ、コブナグサ、
レモンバーム、カタバミ、サポナリア、イノコヅチ、ラミウム、ドクダミ、シソ、ツユクサ、サルビア・グラニティカ、ソロリア系のスミレ’ヴィオラ・パピリオナケア’、ヒメコバンソウ、バターカップなどが登場。

バラの新芽が出る頃になると、足踏みをしながら舞台の袖で出番を待っていた役者は、オシロイバナだ。大きな双葉で存在をアピールしていた。

こうして書き出してみると、以前から植えてあった球根や宿根草の間を埋めている雑草に見える植物たちのほとんどは、薬草や暮らしに役立つハーブばかりだ。従来のいわゆる雑草もあるけれど、ハーブとして植えた苗がちょっと目を放した隙に地下茎を伸ばしたり、種子をまきちらした結果、ワイルドハーブガーデンになっている。
もともとはこうした野原から、花が美しいものを花畑に、薬や料理に使えるものをハーブガーデンに植えたのが庭の始まりで、その違いは人間の手でコントロールするかしないかではないだろうか。

アセトアルデヒドの香りを撒き散らしながら、ドクダミと格闘を始めた私だが、咲き始めた純白の十字架花を見て、草むしりを止めた。
「そうだ。今年はワイルドハーブガーデンを楽しもう」
こう考えを決めたら、庭のたたずまいがさらに素敵に見えてきた。
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もしかしたら

6日に記した「抱き心地のよい花束」について、こんな考えが浮かんだ。

あれは「抱えやすい花束」だったのではないだろうか。
ステージで歌う時、片手にマイクを持ち、もう片方の手に花束を下げるよりは、腕に抱えるほうが安定して持ちやすい。
それに、何倍も洗練されて見える。

これは私の推測だから、間違っているかもしれないが、
状況に合わせた花束作りの一面を垣間見ることができ、勉強になった。

抱き心地のよい花束

これまでいろいろな花束を作ったり,いただいた経験があるが、
抱き心地のよい花束があることを、初めて知った。
ちょうど赤ちゃんを抱くように腕の中にすっぽりと納まって、手放したくないのだ。重さは新生児と同じ3キロぐらいだろうか。

南こうせつさんがコンサートを終え、打ち上げの席に大きな花束を抱いて現れた時から、私の目は釘付けになってしまった。

ダークレッドを基調とした花束の第一印象は、「妖艶」そのものだった。
聞けば、ステージで「サマータイム」を、ブルース調で感情たっぷりに歌い上げた夏木マリさんからのプレゼントだそうだ。うーむ、にくい!!!
贈り主と花束のイメージがこれほどぴったりオーバーラップするのは、相当なプロの技。おそらく名のあるフロリストの作で、ふだんから花をよく頼み、コミニュケーションがとれているのだろう。

こうせつさんがマイクを手にしたため、花束をテーブルに置いた。花が傷まないように私が預かったが、腕の中に納まった花束はほの暗い灯りの中で、ますます魅力的に見える。
今でも覚えているマテリアルを、書き出してみよう。
黒に近い暗赤色のアンスリュ-ムと大輪のダリア、パープル系の花のアリアム・ギガンチュームと大輪八重のライラック、緑を帯びたテマリカンボク、サーモンピンクのバラ。あしらいはピンクの実つきのヒペリカム、スマイラックス、ホウチャクソウ、緑の斑が入ったペイルピンクの美しい葉。
ラッピングはシュリンクの効いた茶色のペーパーと、赤紫の厚紙。
リボンは紫と茶色、臙脂色をまとめ使いにし、さらに金色と茶色の薄手のリボンを長めに使っていたように記憶している。

これと同じ材料があったとしても、あのドーム型の妖艶なブーケは誰にも作れないだろう。仮に作れたとしても、あの抱き心地だけは絶対に無理……。
あれから1週間も経つというのに、あの不思議な花束の感触が、なぜかまだ私の左腕に残っている。

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