HOME:広田せい子のハーブガーデン

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銀座のハコベ

銀座のキャノンギャラリーで開催中の「写真家親子の肖像」展に、夫と次男が出展している。
今夜は7時からパーティがあるので、早めに銀座へ。
ゆっくりと銀ブラを楽しみながら、ボタンとビーズの店をのぞいたり、本屋を数件回るうちに、以前と比べて緑の植え込みがかなり増えていることに気がついた。
街路樹の根元、店の前のコンテナ、道路に沿ったプランターボックス、ショーウインドウの中の大きな鉢などに、それぞれ趣向を凝らした緑の使い方をしている。しかし、けっこう金も人手もかかっているのに、それぞれがとってつけたようで、野暮ったい。なぜだろう。
その理由は、いくら一軒とか1箇所が見事にできていても、トータルのコンセプトがないとイメージがばらつき、バランスがとれないからだ。
通りやブロック単位で、イメージの刷り合わせを図るとか、専門家に相談すれば、ずいぶん街の雰囲気も洗練されるにちがいない。

歩いているうちに、きれいな緑を見つけて足を止めた。
小さな洋品店の前にある空のプランターボックス3個に、びっしりとハコベが生えている。みずみずしい若緑の葉と、星型の白い小さな花が愛らしい。派手な色彩や騒音、銀座の雑踏にいささか疲れていた私には、見ているだけでもほっとして心が和んでくる。
ハコベはどこにでもある困った雑草だと思っている方が多いが、れっきとしたハーブだ。
学名はStellaria media。英語では chick weedという。春の七草にかぞえられるように、ビタミンやミネラルに富む薬草で、おひたしや味噌汁の具,青汁などに利用すると健康維持に役立つと聞いた。また、炒って粉末にしたものに塩を混ぜ、歯磨き粉として使うと歯茎が引き締まるという。
「銀座でハーブ畑を発見したのよ」
そうだ、今夜の話題はコレで行くことに決めた。
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4月29日のテレビが楽しみ!

Hさんご夫妻は、10数年来のすてきな友人だ。
仕事でお世話になっているだけでなく、ちょっとした親戚筋(?)にもあたる。というのは、H家との縁談相整い、うちの子猫がいわゆる玉の輿に乗っって、H家に嫁入りをしている。
数ヵ月後に杉並のお宅であの子猫と再会した時は、驚いてしまった。
小さくてシャイだった黒白のバイカラーのキツンが、ご夫妻の深い愛情に包まれて、おっとりとした性格の美しい猫に成長していたのだ。
もともと目鼻立ちのはっきりした器量よしだったが、つやつやとした毛並みとバランスの取れた体形のなんとみごとなこと。洋種の血が混ざっているらしく、長くてやわらかい毛足が心地よい。冬はベッドに入れて抱いて寝たらさぞかし暖かいだろうと、しみじみ思ったことだった。

そのHさんから、「にゃーチャンが出ています」と、HP開設の知らせが届いた。早速
http://www.kurano-naka.com/
を開いてみると、風格のあるロゴで民家再構のタイトルが現れた。
そう、H氏は古民家を自ら再生した別荘をお持ちで、これまでの長年の業績
を活かしてコンサルタントの仕事を初めているのだ。
HPでは古い物をむやみに処分せずに、よいものを活かして大切に扱うことの素晴らしさを、数々の再生例をもとにビジュアルに紹介している。
また、同時に経営している外国系暖炉の代理店と、アンティークショップ「蔵の中」は、じつに興味深い。
このネーミングが、すごい!!! 人の心をがっちり掴んで離さないインパクトに、満ちている。写真に写っているのはさまざまな日用雑器に道具類、塗り物、陶磁器などが所狭しと置いてあり、まさに蔵の中。

テレビ関係者もひじょうにそそられたとみえ、ブログには取材があったことが記されていた。
オンエアは、4月29日(土)、9:30より日本テレビ「ぶらり途中下の旅」。私は絶対忘れないように、テレビに紙を張っておくつもりだ。

「にゃーちゃん」のことを、忘れてしまってはいけない。
ブログの「V猫」の左側が、「にゃーちゃん」なり。
Hさんのキャプションでは2匹の猫の寝姿がVに見えるとあるが、私の第一印象は、蝶だった。
これは、心理テストに通じるような不思議な写真である。

ソプラノで歌う画眉鳥

週に1回ほど鎌倉へ通い始めて、3年が過ぎた。
横浜から湘南電車に乗り換えるのだが、車窓を眺めるのが楽しみでならない。線路際に咲く花、切通しの土手の植物、古い寺と樹木、低い山の植生などを観察していると、あっという間に鎌倉へ着いてしまう。
今日の遠景の山々は、けむったような新緑と名残りの山桜、紅い葉桜などで、やさしいパステルカラーに染まっている。満開の桜の頃よりも、私はこの時期がとても好きだ。

帰りの電車を逗子寄りのホームで待っていると、高音で歌う美しい鳥の鳴き声が聞こえた。
あわてて辺りを見回すと、フェンスの上にヒヨドリぐらいの大きさの鳥が1羽止まっている。逆光で、距離があるため定かではないが、腹部が赤っぽい色で頭から背、尾まではグレイ。嘴から眼の上にかけて白っぽいアイラインが入っている。ツグミに似ているが、鳴き声がまるで違う。
電車が入ってくると江ノ電寄りの駐車場のほうへ飛んで行った。そして、雌と思われるもう1羽と合流し、いつの間にか見えなくなってしまった。

じつは、この鳥を見たのはこれで2度目、声を聞いたの3度目である。
ちょうど1週間前、庭の西洋菩提樹の枝に見慣れない鳥が羽を休めていた。
こちらが動くと警戒するので、居間のガラス戸越しに見上げて観察した記憶と、この鎌倉の場合をすり合わせてみると酷似している。ただし、庭では単独行動だった。
3度目にあたる同じ鳴き声を声を聞いたのは、昨日の夕方。横浜市青葉区にある寺家ふるさと村の池のほとりである。残念ながら、声はすれども姿は見えず……。たしかにあの透き通ったコロラチュール・ソプラノのさえずりだが、2~3回耳にしただけでは鳴きなしを記せない。
案内してくれたのは野鳥に詳しい末の妹だ。彼女の話によると、この鳥は
中国からやってきた画眉鳥で、最近各地で確認されているという。一説によると物まねが上手で,サンコウチョウの鳴き声で雛をだまして食べてしまうため、中国ではサンコウチョウが激減しているとか。

この春は短期間のうちに3度もこの鳥と接触するチャンスがあった。
もしかしたらかなりの数で繁殖しているのかもしれない。お使いや散歩の時には、耳を澄まし、目を凝らしてウオッチングをすることにしよう。

お早う! やくらいのハーブたち

夜7時半、宮城県の「やくらいガーデン」から帰宅。
昨日は朝8時20分発の「やまびこ」に乗るため、朝6時30分に家を出たが、新幹線の車窓の景色がじつにドラマチックで心に残った。窓というスクリーンの中で、フィルムを巻き戻すように季節がみごとに後戻りをしていくのだ。
東京駅を出てすぐに見える上野公園は新緑、ちょうちんで飾った王子の飛鳥山はほとんど葉桜状態だ。しかし、大宮から宇都宮あたりでは桜が満開。新興住宅地の間にまだ残る麦畑の緑の何と鮮やかなこと! 高地にある黒磯付近は冬枯れの色でも仕方がないが、里地にあたる郡山は少しは春めいているかと思いきや、梅もまだの様子。仙台を過ぎたとたん霙が車窓を打ち始め、目的地の古川では吹雪の歓迎となった。

この調子では、ガーデンはオープンができるだろうか。
まだ根雪の残る田んぼや畑を横目に見ながら、吹雪の中をやくらいガーデンへ車を急がせた。
古川駅から45分の所に位置するこのやくらいガーデンは、開発プロジェクトから参加し、開業してから今年で8年目になる広大な庭園である。ガーデンデザインやプランニングを担当し、現在も指導とプロデュースを続けているが、年を重ねていくたびに庭が育っているのを実感できて、とても嬉しい。
リゾート構想の一環として作られたこの庭園は、自然と人間の融合を目指し、この庭で過ごすことによって心身の安らぎと喜びが得られるようにというコンセプトだ。
やくらい山麓に広がる景観が、イギリスのカントリーを思わせるため、自然の起伏や植生を生かした英国式のゆったりとしたレイアウトにしたのは、正解だった。数あるテーマ・エリアの中でも、香りによって癒されるように、ハーブガーデン、ローズガーデン、コニファーガーデンには特に力を入れ、芝生には専任のグリーンキーパーがついて頑張っている。

冬の間はクローズして春に開園するのだが、冬の状況によって植物たちのダメージも違うので、春先に訪れる時はいつもどきどきしてしまう。特に今年は寒波が繰り返して襲い、積雪量も半端ではない。自然の猛威には逆らうことが出来ないが、梅田千賀子ヘッドガーデナーを中心にスタッフがファイトを燃やしているので、何とも心強い。
 
到着した時には空も少し明るくなった。
早速見回すと、階段の足元にはチオノドクサが可憐な花を開いている。芝生には、小型だが黄色いクロッカスが点々と咲いているではないか。
SPRING HAS COME !!!
春の女神は、道を迷わずにこのガーデンへすでに訪れているのだ。
ハーブガーデンは昨秋から土のリニュウアルをしており、雪が解けたら植え出す段取りになっている。自慢のラムズイヤーが雪の下からちらりと見えた。この分なら隣に植えてあるレディス・マントルもOKだ。きっと見事に咲くだろう。シンボルツリー近くのラベンダーも、元気でよかった。
寒冷地で致命的なダメージは、乾燥と強風と霜害だ。こうして雪の下にすっぽりと入ってしまうと、かえって暖かく冬越しが出来る。とは分かっていても毎年現場の様子を見るまでは、安心ができない。
残念ながら雪の重みで折れてしまったバラがあるので、スペアで何とかしなくては……。これからスタッフたちの全精力を傾けた作業が始まる。
爽やかにハーブが香り、オールドローズやイングリッシュローズの馥郁とした芳香が漂う裏には、目に見えない努力の積み重ねがある。

お早う、やくらいのハーブたち、そろそろ目を覚ます時間ですよ。
今年も、来てくださるみなさんをハッピーにしましょうね。

小さい人への「庭に咲く花の伝説」

Mちゃん、S君、今日はまだ少し寒いけれど、何をして遊んでいますか。
昨日はS君のお誕生日で、楽しかったですね。手足をばたばたさせていた赤ちゃんがあっという間に大きくなって、もう幼稚園の年長さんとは・・・・・・。
Mちゃんも会うたびにぐんぐん大きくなって、びっくり。今年中にバアバの身長を越すかもしれませんね。
さて、今日は今庭に咲いている花がどんなふうにしてバアバの所へやってきたか、教えておきましょう。
覚えておくと今度来た時、「ははーん、そうだったのか」と、草花が前よりも可愛いらしく思えて、大切にしたくなりますよ。


★プリムローズ 



庭のあちこちで咲いている黄色い桜草を英語でプリムローズといいます。春1番に咲く花という意味があり、イギリスの人たちはこの花をが咲くと「春が来た!」と喜ぶんですって。
この花は、あなたたちのパパのママ(私)のパパ(大森の棟一ジイジ)のママ(おまんさま)が、円通寺へお嫁に来た時に植えたものと聞いています。
つまり、ひいひいおばあさんが大正時代に植えて、今まで100年近く生きてきた花ですから大事にしましょうね。バアバは引越しのたびにこの植木鉢を忘れずに持ってきました。
近いうちに、あなたたちの庭に一緒に植えましょう。


★ユキヤナギ 



雪のように白い花が、しなやかな柳に似た枝に咲くので、この名前がつきました。ありふれた春の花ですが、この一株はあなたたちのパパが、高校の卒業祝いにもらった花束から、挿し木で増やしたものです。
パパはもうすぐ40歳になるので、22歳のユキヤナギということになります。
種がこぼれて苗が出来ているので、今度鉢上げしておきましょうね。


★ベニスモモの’ハリウッド’



去年、下の庭の道路際にあるプラムの木から
赤い実をたくさん収穫したのを、覚えていますか。黒っぽい葉っぱが珍しかったでしょう?イギリス人はこのような色をCOPPER(カッパー・銅葉色)と呼んで、大好きなの。
この色を庭の緑の中に加えると、おしゃれなアクセントがつくのでバアバは探していました。ようやく見つけたのは、茨城県の牛久にある大きなガーデンセンターでした。嬉しくて、しかも2メートルの立派な苗が680円です。バアバは帰り道のことも考えずに、この苗木を買ってしまいました。
さぁ、それからがたいへん。宅急便で送ればよいものを、早く持って帰りたくて、電車を何回も乗り継いで帰ったのです。けれども、ちょうど夕方のラッシュとぶつかってしまい、大きな荷物を持って乗り降りするのは難しいし、危険です。それに疲れてしまって……。とうとう渋谷からタクシーで帰ってしまいました。たった680円の苗木が、最終的にはいくらになったかはいいませんが、ずいぶん高価なベニスモモということは確かです。
元を取るといったらおかしいけれど、遠慮なしに今年もたくさん収穫してたくさん食べてくれると、嬉しいわ。ほら、花もきれいだったでしょう?
それでは、また次の花の「伝説」をお楽しみに。
                       セイコバアバより

P.S カンジまじりでかいてしまったので、ままによんでもらってね。

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